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素材はウエスタンレッドシダー。このシリーズは以前、桧などを使っていましたが間隔の大きい装飾的な木目が気にいって、最近はもっぱらこれの9cm角の角材。 |
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45°に切った材木を接着。鏡を嵌め込む溝は切断前にトリマーで彫っておく。コーナークランプで固定した状態で半日ほど、放置。 |
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2)の作業を繰り返して、角材のままでとりあえず、四角く組み上がったものにマジックで削りたいあたりの線を書く。 |
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あたりの線に沿ってチェーンソーで余分な部分を切り落とす。まずは正面からみた輪郭。 |
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同じように厚みも切り落として美しい曲面を作る。が、その作業過程はごらんのとおり美しくも繊細でもない。ほとんど与作。 |
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とりあえずチェーンソーでの荒削りは完了。床に積もった木の粉、この時点で推定2センチ。まだまだ、これから。 |
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荒く切り落とした表面をジグソーの長いブレードや、鉋などを使ってすこしずつ滑らかなラインにしていく。 |
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画面左側が仕上げ済み、右がチェーンソーで削っただけの表面。 |
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そろそろ最終段階。サンダーで表面を研磨していく。この段階にはいるとやっと木目がはっきりと見えてくる。 |
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ペーパーの荒さを何段階にも変えて、粉まみれになってやっとここまでにする。うかびあがった木目が美しい。丸みが愛おしい。私も嬉しい。 |
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仕上げ後の全体図。保護用のオイルを染み込ませる。以前はオイルステインで着色していたのだけれど、最近はより素材の質感を活かすため、無色のオイルを使用。 |
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角のグラマラスな丸みと木目をもう一度、アップでどうぞ。 |
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鏡を嵌め込んで、スタンドをつけて、完成。後ろの作業場のガラスがなかなかシブイ。 |
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